滄州市対日招商センター
重点優勢産業 滄州市は現在「六つの一」プロジェクト(各産業クラスターが各地域に集中し、「ツーインワン統合」のスマート改造計画を組み立て、産業アップグレードファンドを立ち上げ、業界協会を設立し、研究開発センターを組み立て、 国際展示会に参加し、或いは開催する)を大いに実施し、「六大新原動力」を揺るぎなく強化し、自動車と部品の製造、グリーンケミカル、バイオメディカル、テーマツーリズム、ファッションアパレル、現代物流などの主要産業を変革・アップグレードさせ、「五大新エンジン」を育成し、レーザーとスマート製造、高度な再製造、電子情報と応用、宇宙航空技術、クリーンエネルギーなど、戦略的新興産業の集中発展を促進させ、成長を推進する。「18 + 7」の特徴的な産業クラスターの拡大を加速し、10カ所のクラスターが100億元を超えた。 「中国鋳物の郷」「中国毛皮の都」「中国パイプライン設備の製造基地」「中国包装機械生産基地」など、多くの国家的特徴のあうる産業基地が次々と出現した。
自動車と部品の製造 滄州市の自動車と部品製造業は1980年代に始まり、現在、製造企業が200社を超え、基本的に車両全体・専用車両・自動車部品・自動車設備などの製造業、自 車販売、メンテナンスなどのサービス業を一体とした産業発展システムが形成できた。北京ヒュンダイの滄州工場が合計31万台の車両を生産・販売し、北汽威旺黄驊基地の新エネルギー車が量産を実現し、100万台の生産能力を形成した。 自動車部品会社は主に黄驊市、泊頭市、河間市、南皮県、滄県、滄州開発区に集中している。北京ヒュンダイの進出後、北汽DYMOS、ヒュンダイMOBISなど、15社の世界有名企業が滄州市で事業を展開し、80以上の新車と部品生産プロジェクトを開発した。 今後、スマート化、ネットワークインテグレーション、新エネルギーを方向とし、華北地域における重要な自動車産業チェーン生産拠点と北京地域の自動車部品産業の移転を建設していく。2020年までに、滄州市の自動車生産能力が120万台以上、生産額が1000億元に達する見込みだ。
グリーンケミカル 滄州市の石油化学産業には長い歴史があり、市内には1100社以上の石油化学企業があり、主要業務の収入が1億元以上の企業が130社もある。 基本的に、石炭化学産業を主導とし、石炭化学産業・塩化学産業・ファインケミカル産業が共同で発展し、上流と下流が相互に循環する産業チェーンと産業クラスターを形成した。 既存の年間原油処理能力が1600万トン、合成アンモニアが80万トン、水酸化ナトリウムが16万トン、プラスチック製品が65万トンで、尿素、PVC、TDIなどの製品は業界で高い知名度を持つ。 華北石化社の1000万トンの精製プロジェクトが生産を開始し、更にCNOO中捷石化、Sinopec 滄州支社、鑫海化工などの大規模な精製化学企業、中国化工滄州大化、冀中エネルギー、アメリカエアなどの石油化学加工・製造・関 連企業が多数集まっている。 精製および化学産業の大手企業に依託し、下流のエチレン・PC・PX・MDI・PTAファインケミカルおよ び繊維産業の発展を積極的に促進していく。
バイオメディカル産業 渤海新区のバイオメディカル、原料薬や中間体を主流とし、滄州開発区における製剤と漢方薬の開発、中国(滄州)医療機器都市、滄県医薬品包装材料、河間漢方薬健康産業の共同発展局面を作り、華晨製薬、北京万生薬業、石家荘四薬、天成薬業などの多くの企業が進出してきた。 近年、北京と天津のバイオメディカル産業の移転を積極的に受け取り、中国においても、北京・滄州渤海新区のバイオメディカル工業団地は唯一の医薬品生産の異郷モニタリングパターンを実施した。合計438億元の投資で137の製薬会社が運営している。 北京・滄州渤海新区と天津・滄州渤海新区のバイオメディカル工業団地に依託し、マイクロバイオ薬品・遺伝子工学薬品、新型製剤、現代漢方薬などの重要な技術的成果と産業移転の導入に焦点を当て、医療・ケア産業の統合を促進し、大健康産業の発展を促す。
テーマツーリズム 滄州には31の国家A級観光スポットがあり、うち2つが4A級、9つが工業・農業観光スポット、20つが一つ星以上のホテルだ。 渤海新区、河間市、青県、南大港工業団地の4つの世界規模の観光名所の建設を推進している。 呉橋雑技ワールドは唯一の雑技テーマパークと中国最大の民俗芸能の観光名所で、「世界東方の雑技ディズニー」として知られている。渤海新区の貝殻湖は秦、漢時代の遺跡を異国風潮と結合させ、「滄海文化風景区」の十里ゴールドビーチは国内最大の人工ビーチである。そのほかに、「粛寧華斯裘皮城」の日帰り旅行、泊頭十里香酒文化特別ツアー、河間明尚徳ガラス芸術展、景和生態ツアーが活況を呈している。 工業観光の発展を加速させるため、工業遺跡を利用し、工業遺産のテーマパーク、工業博物館を建設し、機械・化学工業・食品・医薬品・軽工業など、高品質の企業と観光の結合を推進している。
ファッションアパレル産業 毛皮加工、紡績と製織、服装加工の三つの柱の発展パターンを開発した。 粛寧県は「中国毛皮の都」と「中国針織服装の名城」と呼ばれ、毛皮産業が「河北省中小企業モデル産業クラスター」と認定された。 東光県と青県を代表とする紡績産業、献県を始めとしたアパレル産業が徐々に集まり、華斯実業グループ、泛美アパレル会社などのトップ企業が輩出した。明珠国際服飾産業特色小町と明珠商業プラザは北京アパレル産業の発展に新たな原動力を注ぎ、300社余りの北京企業が移転し、稼働を始めたが、8000にわたる商業者は一人も撤退していない。北京-天津産業の移転を受け入れた滄州のやり方は中国国際経済交流センターの評価チームに「滄州現象」だと評価された。 明珠国際服飾産業特色小町、明珠商業プラザ、粛寧毛皮輸出加工貿易工業団地、華斯毛皮製品研究開発・生産プロジェクトをけん引とし、繊維、毛皮などの産業を向上させ、衣服のデザイン・生産・卸売を一体とした業界全体の新たなフォーマルを作り上げる。
現 代 物 流 近年、重要な国家現代貿易物流基地・雄安新区を海と結合する港湾の建設を目標とし、滄州市は現代物流産業の発展を積極的に推進している。 事業収入が9億元以上の物流企業が2社、営業利益が8000万元以上の物流企業が17社、営業利益が2000万元以上の物流企業が34社もある。長年の発展を重ね、滄州運輸グループ、黄驊港務グループ、騁宇鉄道会社など、大規模物流企業を多数設立した。 港湾物流は大きな突破を収め、20万トンの航路が正式に開通し、2018年の黄驊港の取扱能力が2億8800万トン、71万7000のコンテナを扱った。 渤海新区、粛寧、滄東など、3つの省レベルの物流産業クラスターを有し、渤海新区の物流産業クラスター地域に2000以上の物流貿易企業がある。滄東物流産業クラスターは「中国都市物流モデル工業団地」と評価され、粛寧物流産業クラスターにも「国家優良物流団地」の称号が授与された。
レーザーとスマート製造 滄州レーザー工業団地は2015年に建設を開始し、「北部オプティカルバレー」と知られている。レーザー業界トップ3の華工科技、蘇州領創、中国最初の光学研究機構である中科院長春光学研究所は基地を設置し、1億元以上のスマートウェアプロジェクトを30以上導入した。ウォークマン、国工信などのハイエンドスマートウェア大手企業も相次ぎ参入した。 レーザー産業を原点とし、産業チェーンは不断に拡大し、高速デジタル制御技術、ハイエンドサーボシステム、ハイエンド設備装置、デジタル制御レーザー加工装置、軽工業装置が集中し、レーザー設備工業団地、産業ロボット工業団地、板金デジタル製造工業団地の基盤が固くなり、産業集中の効果もますます明らかになる。
高度な再製造産業
河間市は国家開発改革委員会に認定された4番目の「国家再製造産業モデル基地」であり、主に自動車部品と石油掘削の2つの産業に集中し、中国最大の自動車部品再製造の最大の取引市場を有する。170社の再製造企業のうち、自動車部品再製造企業が150社で、10数種類の製品、数千規格の製品があり、ほぼすべての自動車部品をカバーした。中英グリーン製造・再製造産業団地は200ムーの面積を誇り、イギリスの高度な技術と強力な研究開発能力を引き入れ、自動車部品・エンジニアリング設備(石油掘削、シールドマシンなど)・オフィス設備・通信設備再製造の導入をポイントだと見做し、5つのグリーンハイエンド再製造プロジェクトに力を入れている。
電子情報と応用産業 滄州市には合計69の次世代情報技術産業企業がある。 従来の電子情報産業製品には、主にプリント回路基板・通信機器・シャーシとキャビネット、電子ハードウェア、電子クォーツなど、特色のある電子情報製品が含まれた。 滄州ハイテク区の情報技術工業団地は、ファーウェイのクラウドコンピューティングビッグデータセンターと中科院の蘇州ナノサイエンス研究所を基礎とし、ビッグデータ、IoT、半導体集積回路などの情報産業の建設に力を入れ、研究開発・インキュベーション・取引・情報サービスを一体とした次世代の情報技術産業クラスターの建設を図り、京津冀情報産業開発モデル基地に影響を及ぼす。 将来は情報技術サービス、ECサービス、公共事業情報サービスを主としたAppソフトウェア、新興情報サービス産業の開発を重点に発展させる。光通信設備および通信材料に基づく次世代情報ネットワーク産業、 更に新型元機器、設備をメインとした電子情報インフラ産業も加わる。
宇宙航空技術産業 滄州市の宇宙航空技術産業は急速に発展しつつある。 中国航天科技グループと中国宇宙技術研究院が共同で投資し、設立した航天神舟太陽エネルギー光熱産業園と北京航空航天大学科技園は滄州に移った。中捷通用航空産業団地につい ても、計画が組み立てられ、チェコと共同出資で設立したサメ航空機製造プロジェクトも中捷北航教育園教育センター プロジェクトも順調に進んでいる。 航空機設備の製造、航空展示、航空教育と訓練などの多次元なアイデアに従って、宇宙航空技術の研究開発と応用を全面的に促進し、航空機の改造・解体・修理・製造と関連産業を積極的に開発し、河北省の宇宙航空産業基盤を構築している。
クリーンエネルギー産業 滄州市電力グリッドの総容量が625万キロワットで、そのうち458万キロワットが火力発電、94万6000キロワットが風力発電、67万9000キロワットが太陽光発電(分散式を含む)、4万5000キロワットがバイオマス/廃棄物発電である。 沿岸地域の再生可能資源と地質構造の利点を利用し、分散式風力発電と光電産業の発展を促進し、海興原子力発電所の現地保護と核燃料工業団地プロジェクトの予備作業を促進し、海興太陽光発電牽引基地などのプロジェクトの建設を加速し、多様なクリーンエネルギー供給システムを立ち上げ、京津冀クリーンエネルギー保障基地を構築する。
| <
||||